この記事は受験生がいる家族に向けて書いています。
男女の双子がいる我が家の大学受験は家族が内部分裂しかけた過去一の事件!?でした。
今だから笑える体験談。
数年前の大学受験を双子の母目線で振り返ります。


2人そろっての推薦入試その結果・・・
別々の高校に通う子供たち。
偶然にも将来の希望は2人共に医療従事者。
職種が違い進学先は異なるものの、2人そろって推薦入試を選びました。
結果息子は合格・娘は不合格💦
この時の衝撃は今思い出しても辛いものです。


母親の弱さ・父親の強さ。そして娘のひたむきさ
泣きながらもあきらめないで前へ進む姿
周りにどれだけ受かる、大丈夫でしょ!と言われても万が一のことを想定しておく必要がありました。
絶対なんてないのに楽天的に考えていました。
どうしてそう思ったのか?
わかりません💦
今思えばそんな自分に笑ってしまうのですが、
コツコツ勉強してきた娘の姿を見てきたから大丈夫!
って思っていたのかもしれません。
しくしく泣き続ける娘にかける言葉が見つからず、
せっかく合格した息子も素直に喜べない様子。
そんな時、やはり強いのはお父さん。
「落ち込んでたってしょうがないよ」
「まだ終わったわけじゃないんだから気持ち切り替えて」

もう少し気持ち落ち着くの待とうよ 😥 ←心の叫び
いろいろな意味でさすがだなと思いました。
自分の意志を貫いた2浪の強者我が夫。
しばらくすると、娘の姿が消えていました。
部屋を覗いてみると鼻をすすりながら机に向かい勉強をしている姿がありました。
ほんとね、これ涙出るから。
気持ちの整理もままならない中、泣きながらでも前に進もうとする娘。
自分が思っているよりずっと強い姿がありました。
私も沈んでられないっす!
娘の姿を見て我に返りました。
ちづきりん夫はというと、その後も叱咤激励をして娘の機嫌を損ねていました!
娘は勉強こそしているものの、すっかりやさぐれ娘に変貌を遂げていました💦
ですが受験が終わって、
夫は娘の力を引き出すためにわざと悪者になってくれていたことがわかりました。
受験期はなかなか険悪だったお父さんと娘。
娘は当時を振り返り言っています。
「あの時、お父さんが憎たらしかったけど、私のことを思ってくれてたと今は感謝してる!」


親にできることはこれしかないと気がついた!
会社の先輩の言葉
これからどうやってサポートしていけばいいかな。
あれこれと考える中、昔会社の先輩に言われた言葉を思い出しました。
「子供が一生懸命がんばってきたのに、本番体調を崩して力発揮できないのが一番かわいそうじゃん?」
ほんと、これに尽きる。
子育て中に励まされた言葉はたくさんあります。
この言葉も大切な一つです。
私が落ち込んでもいいことは何もない!
この言葉のとおり、私は最後まで挑戦できる体調管理をしようと心に決めました。
模試のデータが少ない!自分の位置はどこ?
途中で進路変更した娘は模試のデータが極端に少なかったんです。
国際系から看護系への方向転換。
自分がどれだけの力があるかわからない😨
これは困った!
さてどうする?
受験校を増やしてみる?(こっそり調べ)
だいたい受験するところは決まっていましたが、今度は万が一のことを考えることにしました。
娘は勉強以外はすっかりやさぐれ状態。
あれこれと考える余裕はなさそうです。
今頃調べることではないかもしれないけど、もしかしたらいい知恵が隠れているかもしれない!
こっそり情報収集していました。
なんか、昔もこんなことやってたな。
外に自由に出ることができず、双子の子育てで悩んだ時私が頼りにしていたこと。
インターネットの情報でした。
目に見えないけどどこかにいらっしゃる恩人。
「ほんっっとーに、ありがとうございます!」
インターネットの情報は間違いも多いから、全てを鵜呑みにしてはいけないけど、
ピンチのときは必ずと言っていいほど救いの文字がきてくれる。。。
私は本当に運がいい☆
夜に訪れる不安
一日の弱音を吐きだす時間
受験生がモチベーションをずーっと維持することってとても難しいですよね。
「落ちたらどうしよう」と不安にかられ、勉強が手につかない。
日中はやる気に満ちて勉強するけど、夜になると悲しくなって涙がでてくる・・・
娘がそうでした。
夜になるとしくしく泣く日が続くので
「日中何かあったの?」と実家の母に聞いても
「変わらず元気だったよ」とのこと。
1日のうちでもかなり気持ちに波が出てきてしまうようです。
それは当然ですよね。真剣だから。
とにかく話を聞いていました。
心が落ち着くまでそばにいました。
落ち着いたら、自分の部屋に戻っていく。
これの繰り返しでした。
後編へつづく